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テレマン:アルトリコーダー、オーボエまたはテナーリコーダーとオブリガートチェンバロのための 4声の協奏曲 ト長調
定価:1,400 円
BAND415 (bn-116)
作曲家と作品について
バロック時代最大の作曲家ゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681〜1767)は4000曲に及ぶ作品を残しました。ヘンデルの約600曲、ヴィヴァルディの約800曲、J.Sバッハの約1000曲に比べると桁違いの作品数です。また、多作家にもかかわらず個々の作品は個性的で斬新なアイディアに満ちており、テレマンの底知れない創造力をうかがわせます。40歳でハンザ同盟の中心都市ハンブルグに赴任したテレマンは、そこで生涯を終えるまでの40数年間、数々の大仕事を成しました。
本書の作品は、アルトリコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための「4声の協奏曲(TWV43:D6)」をアルトリコーダー、オーボエまたはテナーリコーダーとオブリガート・チェンバロ用に書き換えたものです。
バロック時代の器楽曲の多くは、D4〜D6の音域で書かれており、作曲者の指定にかかわらず、様々な楽器で演奏することが出来ましたが、この作品では音域上から明確に楽器が指定されています。アルトリコーダーパートとヴァイオリンパートを他の楽器で演奏することはできません。オーボエパートは、フルート・トラヴェルソやヴァイオリン、パルドゥシュ・ヴィオールなど様々な楽器で演奏可能です。テナーリコーダーでも演奏可能ですが、ヴァイオリンとの音量バランスから適正な選択とは思えません。テナーリコーダーは主にコンソート用の楽器ですので、テナーリコーダーを独奏楽器とした作品はほとんどありません。ちなみにバスリコーダーもコンソート用の楽器ですが、例外的な作品としてC.Ph.E.バッハの「バスリコーダー、ヴィオラと通奏低音のためのトリオソナタ ヘ長調」があります。
本書では、ヴァイオリンパートをオブリガート・チェンバロの右手に配置しましたので、オーボエパートにテナーリコーダーを用いても音量バランス的に問題なく演奏できます。
この作品は、G.P.テレマンによる《4声の協奏曲 ト長調(TWV 43:G6)》を、アルトリコーダー、オーボエ(またはテナーリコーダー)、オブリガート・チェンバロのために書き換えたものです。 ヴァイオリンの役割をチェンバロの右手に移したことにより、管楽器同士の音量バランスが最適化され、テナーリコーダーでの演奏も容易になりました。曲名に「協奏曲」を冠していいますが、実体は「急ー緩ー急」の楽章構成から成る室内ソナタです。